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百の技を持つ

黒栖 庵

都会の人々は、土から離れ食べ物や生活雑貨をお金を払って手に入れます。また、田舎では、その不便さから若者が減り、農業の大変さから後継者がいなくなり耕作放棄地が増え、山が荒れています。

しかし、大地とともに暮らしていれば、お米や野菜を作り、魚を取り、さらには肉だって手に入ります。生活雑貨も、竹やわら・つるなどを使って作り出し、または交換して生活がなりたっていきます。

私は、百姓になろうと思い立ち、今の生活をしています。田畑を耕し、山に入って食べ物や蔓・薪などを集め、鳥や獣を捕まえ、川や海で魚を取る。雨が降れば、糸を紡ぎ、機を織り、わらや竹で履物や器を作るそんな生活を目指しています。食べ物を得る技術や、必要なものを作り出す技術を自ら習得しさらには、子どもたちにその技術を教えたいと思っています。

百姓という字は、百の姓(かばね)と書きます。 百姓とは、農家であり、猟師であり、漁師である。さらに服屋であり、桶屋であり、履物屋である。鍛冶屋であり大工ですらもある。

確かに今の時代、いくらかのお金は必要です。この文章を書くのもPCであり、当然電気も使っています。車を使いガソリンも買っています。でも、百の技術があれば、生きることは出来るでしょう。先人の知恵と技術を身につけ、後の人らに伝えることが大切だと私は思っています。

人は、生きるすべを失いつつあるようです。

Live Stock 黒栖 庵